最近は、70代くらいのお客様からも、「インスタ見てるよー」って声かけられこともあります。
LINEも使いこなしてスタンプ使いまくりで、ご予約していただいたり。
それでも中には、こんな広告主様も、
「ネットは活用していますか?」「どんなことをされていますか?」とたずねると、
「もちろん、高いお金かけてキレイなホームページ作ってるよ!」と自信たっぷりで話されます。
そして「…もうそんな時代じゃないですよー」とこんな話の流れになります。
デジタル化の流れ
昭和の時代、インターネットが普及する前は、消費者が買い物するとき、
TVや新聞の広告で情報を知って、お店へ直接行って購入するという流れでした。
そして平成の時代、インターネットの普及で状況は全然変わりました。
「これからは、ネットの時代」とか言って、企業も小売店も競ってホームページをつくり、
本や新聞もデジタル化していき、印刷媒体の急速な衰退が始まりました。
特に若い世代の新聞購買が減り折込広告の効果が激減、
ターゲットをより絞り込み投函できるDMやポスティングが選ばれるようになってきました。
そして今、令和の時代さらに状況は変わってきてます。
購買プロセスの変化
インターネットの進化で消費者同士がSNSやブログを使って、情報を共有できる時代になりました。
新聞を見ないだけでなく、TVを見ないという人も多くなってます。
見たいものを見たい時に見る。
You Tubeなどの動画配信が急成長しました。
現代は、今までのように商品を作れば売れる時代ではありません。
企業からの一方的な広告じゃ効果が薄まり、商品やサービスを本当に良いと納得しないと購入しなくなってます。
マーケティングは商品中心から顧客中心に変化しており、求められる集客方法も変化しています。
消費者の購買プロセスに『AIDMA』というものがあります。
- Attention(認知)
- Interest(関心)
- Desire( 欲求)
- Memory(記憶)
- Action(行動)
このプロセスが最近は『AISAS』に変化しています。
- Attention(認知)
- Interest(関心)
- Search(検索)
- Action(行動)
- Share(共有・共感)
検索して購入する。
そして共有すると言う流れに変化しています。
購入後に消費者間で、レビュー、口コミが共有され、他者の購入への意思決定に、大きく影響するようになりました。
『共感と共有』です。
いい商品を作れば売れる時代じゃないです。
じゃあどうするのか?
購入者が、他の人にも教えたいと思ってもらえる体験を設計することです。
思わず写真を撮りたくなる、そんな友だちに教えたくなるお店や商品が増えています。
まとめ
デジタル化からネットの成熟期へ
顧客の意思决定が、共感と共有に大きく影響される時代になっています。